2021年末から2022年始にかけての旅程はお決まりですか?
年末年始の新幹線予約は例年、2~3週間前からみどりの窓口が大混雑となります。
新幹線予約を予定している方は、指定席特急券の前売り発売日がいつからいつまでなのか把握して、なるべく早く手配することをおすすめします。
自由席を狙っている方も、乗車当日になって大行列のみどりの窓口へ並ぶよりは、前売りチケットの予約購入をしておくと良いでしょう。
本記事では、2021年末から2022年始の乗車日別に、新幹線チケット予約日時がいつからいつまでなのかご案内します。
窓口発売日に加えて、ネットの事前受付サービスの方法についても詳しく解説していきますので参考にしてください。
目次
年末年始2021-2022新幹線予約いつからいつまで?前売り発売日を紹介
新幹線の前売りチケットは、乗車日の1カ月前(ピッタリ前月の同じ日付)朝10時から発売開始されます。
ピッタリ同じ日付けが1カ月前にない場合は、乗車日と同じ月の初日に発売開始となります。
12月30日の前売り乗車チケットは、11月30日の朝10:00から発売
12月31日の前売り乗車チケットだけど11月は30日までしかない場合、12月1日朝10:00から発売
これはJRみどりの窓口の他に旅行会社の窓口でも同じで、一斉発売です。
朝10時ピッタリの前売り発売なので、JRでは「10時打ち」と呼ばれています。
2021年末から2022年始にかけて前売り指定席チケットの発売日はこちら。
乗車日 | 発売日(AM10:00スタート) |
12月27日(月) | 11月27日(土) |
12月28日(火) | 11月28日(日) |
12月29日(水) | 11月29日(月) |
12月30日(木) | 11月30日(火) |
12月31日(金) | 12月1日(水) |
1月1日(土) | 12月1日(水) |
1月2日(日) | 12月2日(木) |
1月3日(月) | 12月3日(金) |
1月4日(火) | 12月4日(土) |
1月5日(水) | 12月5日(日) |
では、新幹線の指定席チケットがいつまで販売されるのかという疑問ですが、これは空席さえあれば、乗車直前まで購入が可能です。
自由席に関しては、発売日も乗車直前まで購入できる点も指定席と同様です。
ただし席を指定できるわけではない=座れる確約がないので、いつ購入しても変わらないということになります。
年末年始やGWなどの繁忙期に自由席チケットの当日購入をしようと考える場合は、みどりの窓口がかなり混雑することが予測されます。
また、乗車日が混雑ピークに当たる指定席チケットを購入する場合は、発売開始と共に売り切れてしまうこともあるので、旅行日が決まっているなら発売開始時を狙ってすぐに購入する必要があります。
この指定席争奪戦となるような時にさらに早く指定席の申し込みを完了したい場合や、みどりの窓口に並びたくない場合は、ネットから申し込みができるんです。
新幹線予約ネット事前受付はさらに1週間前から申し込みできる
インターネットによる指定席の事前受付サービスは、チケット発売日のさらに1週間前から可能となります。
つまり発売日が1カ月前なので、ネットでは1カ月と1週間前の朝5:30から申し込みがスタートできるんです。
このネット申し込みサービスはJR各社で分かれており、在来線の特急券も購入可能です。
ちなみに指定席の事前受付終了は、チケット発売日(乗車日1カ月前)9時半(※えきねっとは直前まで)となります。
「えきねっと」
JR東日本
「e5489(いいごよやく)」
JR西日本の山陽新幹線(新大阪~博多)
北陸新幹線(金沢~東京)
九州新幹線(博多~鹿児島中央)
東海道新幹線(東京~新大阪)
上越新幹線(高崎~新潟)
東北新幹線(大宮~那須塩原)
「スマートEX」
JR東海の東海道新幹線・JR西日本の山陽新幹線(東京~博多)
「エクスプレス予約」※年会費1100円
同エリアで、スマートEXに会員制割引サービスを導入
※クレジットカードのJR東海エクスプレス・カード又はJ-WESTカードへの入会が必要
JR九州インターネット列車予約
JR九州新幹線・JR西日本の山陽新幹線
ここで注意したいのが、これらはあくまでも事前受付のできる”チケット申し込み”サービスであり、発売日の朝10時前に指定席チケットが取れるかどうかの確約はないという点です。
確実に指定席の予約ができるかどうかは、みどりの窓口と同じ、発売日当日の朝10時時点で決定され、ネット上で確認することができます。
申し込み時にクレジットカード仮決済となるので、予約完了となった時点で支払いも完了します。
この時、ネットサービスのチケット販売手配も窓口と同様に発売日の10時から行うため、年末年始の繁忙期は沢山の申し込みが重なる結果、反映が午後になる可能性もあります。
ネット事前申し込みの便利な点はこちらです。
- みどりの窓口に行って列に並ばなくても、予約の事前申し込みが可能なこと
- 窓口での申し込みよりも事前にコンピューター上へ反映されるため、繁忙期も予約が取れる可能性が上がる
- チケットのキャンセル料が窓口よりも安い場合がある※各社要確認
- 申込1件につき、第2希望まで指定ができることがある※各社要確認
次に、2021年末から2022年始の新幹線チケットの事前受付が開始される期間を詳しく見ていきましょう。
事前受付いつからいつまで?年末年始2021-2022日時紹介
ではここで、2021年末から2022年始にかけて事前受付の開始日時と、予約結果のわかる日時をご案内します。
乗車日 | 事前受付の開始日(AM5:30スタート) | 結果発表=発売日(AM10:00以降~正午) |
12月27日(月) | 11月20日(土) | 11月27日(土) |
12月28日(火) | 11月21日(日) | 11月28日(日) |
12月29日(水) | 11月22日(月) | 11月29日(月) |
12月30日(木) | 11月23日(火) | 11月30日(火) |
12月31日(金) | 11月24日(水) | 12月1日(水) |
1月1日(土) | 11月24日(水) | 12月1日(水) |
1月2日(日) | 11月25日(木) | 12月2日(木) |
1月3日(月) | 11月26日(金) | 12月3日(金) |
1月4日(火) | 11月27日(土) | 12月4日(土) |
1月5日(水) | 11月28日(日) | 12月5日(日) |
尚、2021年11月末現在では、年末年始の指定席チケット事前受付はすべて開始していることになります。
ただし、発売日前であれば窓口より早く申し込みが可能となりますし、発売日を過ぎていても各社のネットサービスで空いている指定席の日時を検索してすぐに予約購入が可能となります。
また、チケットの予約ができた場合の引き渡しは、発売日以降であればいつでも可能となります。
※みどりの窓口で受け取る場合は窓口の受付時間内に、また、駅の券売機でもチケットを発券することができるのでとても便利です。
では、年末年始の往復チケットを購入したい、且つ往復割引を適用したい場合はどうしたらよいのでしょうか?
事前予約サービスを利用する際の注意点について、確認していきましょう。
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新幹線予約ネット事前受付で往復割引は可能?
結論から言って、ネット事前受付でも往復割引を適用した予約チケットの購入が可能です。
ただし、正しい手順を踏んでチケットを購入しなければなりませんので注意が必要です。
行きと帰りのチケットはまとめて予約することができますが、この場合帰りのチケットの発売日の1週間前に合わせて申し込みをする必要があります。
例えば行きが12月28日で帰りが1月3日の場合
行きのチケットは1カ月前の11月28日、帰りのチケットは12月3日発売となる
ネットの事前受付ではさらに7日間引いて、行きが11月21日、帰りが11月26日から申し込み開始だが、
往復チケットをまとめて購入したい場合は、行きのチケット分も帰りの11月26日申し込みに合わせる必要がある
しかし、年末年始やGWなど混雑ピークが予測される繁忙期では、行きのチケットも早めにおさえておかないと不安ですよね。
帰りの申し込み日を待つ前に満席となる可能性が高く、いざ往復チケットを申し込もうとしても空きがなかった、なんてことになりかねません。
この場合は、往復チケットであっても、行きと帰りで別々に予約申し込みをすることができます。
ネットの事前受付を利用した上記の例で言うと、
行きの指定席特急券と往復乗車券を11月21日に予約申し込みしておき、帰りの指定席特急券を11月26日に予約申し込み
※往復割引の乗車日は同じ日に設定することによって申し込みが可能となるため、まず乗車券の利用開始日は往復とも行きの乗車日に設定しておき、帰りの指定席発売開始後に予約を変更
このように乗車券を片道ごとではなく、往復分として購入することによって、往復割引が適用されるのです。
乗車券とは、在来線・新幹線を問わず必ず購入が必要なもので、切符と同じです。
売り切れがないため指定席特急券と違い、いつでも購入できます。
しかし忘れてしまうと当日並んで購入する必要がありますので、指定席特急券との同時購入が一般的です。
往復割引とは、往復の区間が同一で、片道601キロ以上の長距離乗車券を購入する場合に、乗車券が1割引となるシステム
次に、年末年始の事前チケット申し込みの注意点をみていきましょう。
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年末年始の新幹線予約ネット事前受付の注意点
まず前途したように、事前受付をしたからといって、100%必ず予約が確保できるわけではありません。
指定席が購入できたかどうかは、発売日の朝10時を過ぎてみないとわからない点は、みどりの窓口と同様です。
また、年末年始やGWの繁忙期には即時満席となってしまい、予約が成立しないこともあります。
さらに、事前受付の件数が一定の数を超過した場合に、サービスを制限されることがありますので、旅程が決まっている場合は早めに申し込まれることをおすすめします。
事前受付は各社、早朝の5:30から申し込みが可能ですが、年末年始のシーズン時になると、チケット販売時間の始まる10時前後にアクセスが集中してつながりにくくなることがあります。
これを避けるために、事前受付は10時前に済ませておくと良いでしょう。
予約を入れようとしたけれど、事前申し込み期間を過ぎてすでに満席となっている場合も、諦めるのはまだ早いです。
同じ往復路の利用でも、新幹線の各列車や区間の違い、時間帯によって指定席が取れることがあるので、ぜひチャレンジしてみましょう。
また、家族やグループで旅行の際に気になるのは、新幹線の座席指定ができるのかという点ですよね。
事前受付サービスでは並びの席を予約できるのでしょうか?
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新幹線予約ネット事前受付の座席指定はできる?
まずみどりの窓口と大きく違う点ですが、窓際・通路側など位置は選択できるものの、座席の細かい指定をすることはできません。
しかし2人以上の複数名で並びの席を取りたい場合は、申し込み時の座席指定を工夫することで並びの席を確保できる可能性が高くなります。
例を挙げてみましょう。
2名で窓際の普通車A席を選択 ⇒ AB席の並びで申し込み完了
4名で2列席をボックス席(DE)として利用するため、4名のDまたはE選択 ⇒ 4名でDE、DEの並びで申し込み完了
A | B | C | D | E |
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ただし、これは選択した席の並びで空席がある場合に限ります。
満席の際は、せっかく申し込みをしても予約が不成立となってしまうこともあります。
席が離れてもいいから指定席を確保したい場合は、申し込み時に選択が必要となります。※各社要確認
また、新幹線各社の列車や車両によって座席番号などが異なりますので、事前受付ではない、通常の予約画面で確認してみると良いでしょう。
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まとめ
今回は、2021年から2022年にかけての年末年始、新幹線予約はいつからいつまで可能なのか、窓口の前売り発売日と事前受付の方法についても詳しく解説してきました。
おさらいしていきましょう。
- 新幹線予約は乗車日の1カ月前(前売り発売日)から乗車直前まで可能
- 窓口は前売り発売日となる1カ月前の販売となるが、ネットの事前受付サービスではさらに7日前から予約申し込みが可能
- ネット事前受付ではみどりの窓口に並ぶ必要がないが、予約が確実に完了できたかどうかは発売日にならないとわからない
- 大混雑となる年末年始、旅行の日程が決まっている場合は、すぐにでも指定席のチケットを予約することをおすすめ
2021年末から2022年始の休暇期間は仕事納めの12月29日(水)から1月3日(月)の連休が予測されます。
指定席をまだ確保していない方は、休みがいつからいつまでなのか確認し、旅程を練ってなるべく早い予約申し込みを完了しましょう。
自由席を購入予定の方は急ぐ必要はありませんが、年末年始は大混雑が予測されますので、家族連れや大人数の場合は注意が必要です。
本記事を参考にしっかりと計画を立てて、楽しいお正月をお過ごしください。