「流行感冒ドラマ原作ネタバレあらすじ!実話でモデル実在する?」と題してお届けします!
タイトルだけで思わず気になってしまうドラマ「流行感冒」ですが、実話なのか気になります。
約100年前の実在した出来事がモデルになっているようなのですが、ご存じでしょうか?
ある有名著者の原作小説を元に、今誰もが見逃せないドラマ「流行感冒」のネタバレあらすじをご紹介して行きます。
目次
流行感冒ドラマ原作ネタバレあらすじ!
スペイン風邪の流行を背景にした短編小説、志賀直哉『流行感冒』。煩い家長として見られたくない、でも小さい娘が特に心配だから女中さん達には感冒の流行が去ったら東京で芝居見物を、と予定し、当分は大勢での楽しみを我慢して欲しかった。風邪から肺炎に、など、今は現実を書いたものだと思えます。 pic.twitter.com/hTv8niQiAo
— MItsuyO TarO (@324_mignon) May 6, 2020
「流行感冒」は、1919年(大正8年)に志賀直哉さん著書の小説です。
この小説がドラマ「流行感冒」の原作になっているようですよ。
ここでは原作からドラマのあらすじをご紹介したいと思います!
志賀直哉 原作ネタバレ
流行感冒/志賀直哉
子供の健康に神経質な夫妻は社会で流行感冒が蔓延することでさらに気に病み女中が芝居に行く事をやめさせる。女中はそれに背き主人は不信感を持つが後に女中以外が流行感冒にかかり献身的に働く姿に心を動かされ啀み合うよりも仲良くする事の大切さに気がつく話。#読了 #読書記録— ヨタヌキ (@PS13VCwI4qqh1Q8) November 8, 2020
この物語の主人公は、最初の子供を幼くして病気でなくしてしまいます。
ちょうどその頃スペイン風邪が流行し、主人公が住む町にも迫ってきてた事で下の娘・佐枝子に対し過保護になってしまいました。
このお話実は、石というお手伝いさんが重要人物といっても過言ではないのです。
主人公は、お手伝いさんの石に自粛するように促します。
しかしある日芝居が街にやってきて、石は主人公の言いつけを破り芝居を見に行っていたのです。
石は芝居にはいっていないと嘘をつき、主人公は腹を立てます。
ところが自身が雇った植木屋から主人公が感染してしまうのです。
主人公の家では集団感染が起こってしまいますが、そんな時石だけは感染しませんでした。
そして献身的に主人公の一家を看病しました。
実は芝居を観に行っていた石は、その時に軽く感染していたために重症化しなかったのかもしれません。
その後も石の結婚話などでさんざん振り回される主人公の物語なのです。
流行感冒ドラマ実話でモデル実在する?
先の話ですが、楽しみです。
<本木雅弘>100年前の「スペイン風邪」テーマ 志賀直哉原作NHKドラマ「流行感冒」主演(MANTANWEB) https://t.co/2gswwpSB4i
— さらら (@sarara1001) January 15, 2021
ドラマ「流行感冒」の原作あらすじをご紹介してきました。
では、具体的なモデルとなった人物や出来事はあるのでしょうか?
このドラマのキーワードとなる人物はいったいどんな人物なのか調べましたので紹介していきます。
モデルは志賀直哉自身?
「流行感冒」志賀直哉/作(『小僧の神様』岩波文庫ほか所収) 幼い娘に病を寄せ付けまいと、家人に口やかましく注意していた自分が一番に感染、娘にもうつしてしまう。スペイン風邪に振り回された自身の体験と胸中をつぶさに描いた短編は、コロナ禍と重なって見える。この機会に志賀文学をぜひ。(М)
— 生駒市図書館☆今日のオシボン (@IkomaLibOshibon) December 18, 2020
流行感冒は、原作の著者・志賀直哉さんが自身の体験をもとに記されたものとしています。
自身の体験したからこそ書ける、当時の感染症の恐ろしさなどの心情やなどを、世に残したかったのかもしれないですね!
シリアスな話だけでなく、志賀直哉さんの周りの様々な人間模様が交差していて面白い作品になっていますよ。
ドラマで当時の日本の様子や志賀直哉さんの心情の変化などがどう描かれるのか注目ですね。
スペイン風邪
100年前のスペイン風邪は、若い人たちもたくさん殺した
スペイン風邪は主に肺炎+サイトカインストームで人々を殺した
若い人が死んだのは、抗体依存性感染増強(ADE)とサイトカインストームが主な原因だった
肺を痛めた若者たちには、その後、二次感染も起こった それが死者数の急増に繋がった— しろくま (@hontounokotoga1) January 12, 2021
スペイン風邪が 収束するまで 三年かかってるんだよなぁ。
— JERRY (@jerry1118) January 17, 2021
スペイン風邪という病名を聞くと「スペインが流行源」だと名前から勝手に思いがちだが、実は発症は「アメリカ」だという。#スペイン風邪
— Sおじさま (@S33489926) January 19, 2021
スペイン風邪は流行感冒の題材となった感染症で、1918~1920年に世界中で流行します。
この感染症は日本にも大きな影響をあたえ、犠牲者はなんと40万人にもなったそうです。
考えただけでも恐ろしい病気ですね。
感染者数からみて感染度の高い病気なのが分かります。
ドラマでも多くの感染者が出て、主人公が不安と戦う姿が描かれるのでしょうね。
スペイン風邪というのは、実は戦争中に流行していて他国は情報を隠していたので爆発的な感染の引き金となったのです。
「スペイン」という名前なのに発症はアメリカなんだとか。
中立国だったスペインで大流行したため、スペインが発祥地として誤解されスペイン風邪と名付けられたそうですよ。
まとめ
春に向けて新しいドラマを作ります!志賀直哉原作「流行感冒」
100年前のスペインカゼ禍の家族の物語。100年前も今も全く変わらない人間の業・愛・希望を描きます!出演は、本木雅弘、安藤サクラ、仲野大賀、古川琴音、松田るか、石橋蓮司ほかの皆さん。どうぞご期待を!!https://t.co/0abqOaLQ59— 柳川 強(director) (@directo61248946) January 18, 2021
「流行感冒ドラマ原作ネタバレあらすじ!実話でモデル実在する?」はいかがでしたでしょうか?
原作を見ても分かるように、ドラマ「流行感冒」で描かれる世界は現代と重なる部分があります。
100年前と今を重ね合わせて描くことで、今を生きる私たちへの“希望”と“指針”を与えるようなドラマを目指しているのだそうです。
著者である志賀直哉の実体験だからこそのリアリティさや、他人事とは思えない物語に感情移入して楽しめること間違いないですよね。
流行感冒ドラマ原作ネタバレあらすじ!実話でモデル実在する?と題してお届けしました!