「世の中には、本当は魔女がウジャウジャいるんだよ」なんて言われるとちょっとドキドキしませんか?
魔女を題材にした映画はたくさんあり馴染み深いものですよね。
コミカルだったりかわいらしい魔女が多く、悪い魔女なら倒されてラストはだいたいハッピーエンド、というのがお決まりです。
ところが映画「魔女がいっぱい(The Witches)」の結末は一味も二味も違うんですよ。
とにかく衝撃的でこれまでになかった結末、そこに至るまでのあらすじ全部ネタバレします!
さらに、実はこの物語には原作があるんです。
モデルとなったのはどんな話なのか、映画と違うのかも解説します。
最新の感想もまとめていますので、まだ観ていない方はネタバレにご注意くださいね!
魔女がいっぱいのあらすじが詳しく知りたい、みんなが驚いた結末ってどんな内容?とネタバレを知りたい方はぜひ最後までご覧ください。
すでに観に行った方は他の方の感想を一緒に楽しみましょう。
「魔女がいっぱい映画あらすじネタバレ感想と結末!原作やモデルは?」と題してお届けします。
魔女がいっぱい映画あらすじネタバレ感想と結末!
ロバート・ゼメキス
『魔女がいっぱい』アン・ハサウェイの一人勝ち。新境地開拓したアン・ハサウェイを観るだけでも十分満足できる。
わたし的には、「ゼメキス先生どうしちゃった?」と思ってしまうけど、ただのファンタジーに終わらない所は、ゼメキス先生の映画製作のポリシーがみてとれる。 pic.twitter.com/uL94ygoZCq— Mint (@Who_is_Rohmer) December 14, 2020
ラストの展開が話題になり人気が広がっている映画「魔女がいっぱい」。
実は1990年代にも『ジム・ヘンソンのウィッチズ』として一度映画化されているんですよ。
ロバート・ゼメギス監督の「前作よりも原作に近い作品に仕上げている」という言葉があったのですが、映画と原作の違いも気になります。
まずは映画「魔女がいっぱい」の結末を含めたあらすじを、ネタバレありで詳しくご紹介して行きます!
あのロバート・ゼメギス監督のこだわりが見える、
結末には魔女の物語のこれまでのお決まりパターンとはまったく違った展開が待っているので、心してご覧ください。
実際に映画を観た方の感想も集めますよ。
魔女がいっぱいあらすじは?
「魔女がいっぱい」
子どもが見たらトラウマ必至。信じちゃうような魔女のお話とチビるくらい怖いアン・ハサウェイ。大人に向けたメッセージ性は特に無く、スチュアート・リトルを彷彿とした奇想天外な王道娯楽作でした。きっと子どもはナマハゲに出会したときのような恐怖に苛まれることでしょう。笑 pic.twitter.com/lyplaMbCIK— 脳内シークレット (@SecretSpacer) December 19, 2020
まずは「魔女がいっぱい」のあらすじネタバレを詳しく紹介していきます。
引用:魔女がいっぱい公式サイト
不幸な事故で両親を失い、ノルウェーのおばあちゃんと住むことになった主人公の男の子。
おばあちゃんは白いネズミのデイジーを与え、魔女のお話を色々聞かせてくれました。
おばあちゃんはなぜか魔女のことをよく知っています。
一緒に買い物に出かけた先で、男の子は青いドレスの怪しい女性からキャンディーを差し出されます。
それを話すとおばあちゃんは「ぼうや、今日会ったのは魔女だよ」と言うのです。
実は幼い頃、魔女のお菓子によってニワトリに変えられてしまった女の子を知っていたおばあちゃん。
ちょっとぞっとするような魔女の特徴を教えてくれました。
口の端が耳まで裂けている事、普段はそれを化粧で隠している事、かぎ爪を隠すための手袋に、足の爪はなく、頭にはカツラをかぶっている事…
魔女は子どもが大嫌いで、においをかぎ分けるために鼻の穴も大きいのだとおばあちゃんは言います。
おそろしい魔女に会ってしまったら最後、もうこの家は危険だと話すおばあちゃんは激しく咳き込みます。
魔女が近い証拠です。
ふたりとネズミのデイジーは、リゾート地にある高級ホテル「オーリンズホテル」に避難する事になりました。
ホテルでは「児童愛護協会」を名乗る女性の団体が注目を集めていました。
引用:魔女がいっぱい公式サイト https://wwws.warnerbros.co.jp/majo-movie/
ひときわ目立つのは、着飾り黒猫を抱いた代表らしき女性(アンハサウェイ)です。
男の子はホテルを探索中に食いしん坊のブルーノという少年と出会います。
引用:魔女がいっぱい公式サイト https://wwws.warnerbros.co.jp/majo-movie/
「さっき知らないおばさんからお菓子をもらったんだ。」とブルーノは嬉しそうです。
ブルーノと別れると宴会場でこっそり遊んでいた男の子は、突然開いたドアに驚き思わず舞台の下に隠れます。
入って来たのは「児童愛護団体」の女性集団でした。
「むしり取りなさい!」という代表の女性の声に、全員が一斉に手袋や靴、カツラを脱ぎ捨てます。
そう、そこに現れた女性たちはおばあちゃんに聞いた魔女そのものだったのです。
代表の大魔女グランドウィッチは「この世のガキどもを全員ぶっ潰す!」と言い出しました。
町でお菓子屋をひらき、ネズミになってしまう薬”ネズミニナール”を混ぜたお菓子を売るよう命令しています。
子ども達をみんなネズミにしてしまう気なのです。
大魔女のおそろしい計画を練っていることを聞いてしまった男の子は、何かにおうわとくんくん嗅ぎ出す魔女たちに震えます。
と、そこにドアを開けて入って来たのはブルーノでした。
あろう事か魔女にもっとお菓子をもらおうと戻って来てしまったのです。
カウントダウンでネズミになってしまったブルーノを、魔女たちは容赦なく踏みつけようとします。
そんなブルーノを助けようと駆け付けたのは白ネズミのデイジー。
なんとデイジーは孤児院にいたメアリーだった事が分かります。
逃げようとするも捕まってしまい、男の子も耳からネズミニナールを入れられネズミになってしまいました。
引用:魔女がいっぱい公式サイト https://wwws.warnerbros.co.jp/majo-movie/
協力して逃げ出した3匹はおばあちゃんの元に戻ろうと必死に進みます。
ネズミになって戻った孫に驚きながらも、元に戻る薬を作ろうとおばあちゃんは励ましてくれました。
そして、子供たちをネズミに変えてしまおうと企む大魔女を止めようと立ち上がったのです。
幸いな事に、大魔女の部屋はおばあちゃんの部屋の真下。
男の子は編みかけの靴下に乗って下の部屋のバルコニーに降り立つと、ネズミニナールをひと瓶運び出す事に成功します。
そっと戻ろうとしたその時、運悪く大魔女が戻って来てしまいました。
レストランで愛猫の同席を断られた大魔女は不機嫌な様子です。
隙をついて靴下に乗り込み、あと一歩…というところで大魔女に気づかれてしまいました。
「編み物を途中で落としてしまって。」と言うおばあちゃんを怪しがり睨みつける大魔女はある事に気づきます。
「あなた、見覚えがあるわ」
そう、大魔女は一度会った子供の顔は決して忘れないのです。
その時、ホテルの支配人が大魔女の部屋を訪ねた事で、男の子は間一髪部屋に戻る事ができました。
引用:魔女がいっぱい公式サイト https://wwws.warnerbros.co.jp/majo-movie/
手に入れたネズミニナールで元に戻る薬の調合を始めるおばあちゃん。
ところが魔女の強力な呪いを解くのは簡単ではありません。
「ぼくは、ネズミのままでも大丈夫。体が小さくなったら気持ちが大きくなったよ。魔女の計画を止めないと」
そう言って、今度は男の子がおばあちゃんを励まします。
新たな作戦は魔女たちが夕食にオーダーした豆のスープにネズミニナールを混入する事。
魔女たちを一斉にネズミに変えてしまおうと言うのです。
料理人たちの隙をつき、薬の瓶を鍋に落とす事に成功!
ディナータイムになると、何も知らない魔女たちは豆のスープを飲んでいます。
大魔女も口に運ぼうとした、その瞬間です。
おばあちゃんと目が合った大魔女はツカツカとやって来て言いました。
「思い出したわ。おさげ髪の女の子。お友達はニワトリになったのよね。」
そう言って不気味な笑い声を上げたと同時に、パンッと音を立てて魔女たちが次々ネズミに姿を変えて行きます。
これに驚いたホテルのスタッフは総出でネズミ叩きを始め、宴会場は大パニックです。
抜け出した男の子達は大魔女の部屋にカギを使って忍び込むと、薬をすべて回収します。
と、その背後に忍び寄る大魔女。
怒りですっかり魔女の姿に戻っています。
これに気づいたネズミのトリオが、テーブルの下に敷き詰められたネズミ捕り機で大魔女の足を挟んだからたまりません。
引用:魔女がいっぱい公式サイト https://wwws.warnerbros.co.jp/majo-movie/
叫び声を上げる大魔女の口に、今度はネズミニナールが放り込まれます。
途端にネズミになってしまった大魔女。
ところが怒りは収まらず狂暴なままです。
「許さないよ!」そう言って意気込む大魔女ネズミの上に降りて来たのはガラスの容器。
おばあちゃんが閉じ込めてしまったのです。
出ようともがく大魔女でしたが、そこに愛猫がやって来ます。
「いやよ出ないわよ。ネコちゃん、私よ!」
必死の大魔女でしたが、部屋を去る男の子たちの背後からは大魔女の小さな悲鳴が聞こえて来ました。
大魔女たち魔女の軍団を見事倒した男の子は、デイジー、ブルーノ、おばあちゃんと幸せに暮らしました。
「魔女は世界中にいるんだ。戦おう!」
男の子は子供たちにそう語るのでした。
※衝撃の結末ラストはこのあとご紹介します。
ポジティブな男の子とネズミになっても変わらず孫を愛するおばあちゃん。
自分の体を取り戻すために、おばあちゃんの知恵を借りて魔女に戦いを挑んでいくというお話です。
この映画を観て、みなさんどんな感想を持ったのでしょうか。
魔女がいっぱい映画の感想
実際に映画「魔女がいっぱい」を観た人の声を集めてみましょう!
どんなところが映画のポイントなのか見えてきますよ。
『魔女がいっぱい』
魔女によって鼠に変えられた少年たちが祖母と協力しながら邪悪な魔女軍団に立ち向かうホラー・ファンタジー。子供向けのお話なのに全力で不気味なビジュアル&吹っ切れた怪演が痛快。展開は予想内、ラストは意外。どんな運命でもそれ受け入れて前向きに生きようというメッセージ? pic.twitter.com/YVUS8JRH7Q— くまさん (@kumasan232323) December 10, 2020
『魔女がいっぱい』
単純明快なストーリーの割に、
・現実に意味付けをするのは自分であること
・物事は表裏一体(善と悪)
が強く書かれていてめちゃくちゃ勉強になった。結末には少しゾッとした…
今の自分にぴったりなメッセージ性の映画でした🎬— ゆうな (@maruni_1001) December 11, 2020
魔女がいっぱい
ストーリー展開は子供向けなのかもしれないけど、私は本気で怖かった。
アン・ハサウェイの迫りくる演技力と眼力ね。一緒に観に行った友と、あれはハッピー・エンドなのか?それでいいのか??と困惑に陥った。
厳しいけど愉快なおばあちゃんが良かったな👵🏽映像技術も👏🏻👏🏻👏🏻— k (@_star001_) December 19, 2020
観てました①魔女がいっぱい🎬 魔女っていい人な映画が多いから新鮮。オクタヴィアスペンサーのおばあちゃん、お洋服が可愛らしくて好き😳アンハサウェイがとても楽しそうでした。昔のアンジェリカヒューストン版も見てみたい🧙♀️ pic.twitter.com/dLABYx8afv
— meguru*cinema (@cinema_stroll) December 18, 2020
『魔女がいっぱい』観た。ロアルドダール原作だけあってブラックな風味、舞台が60年代だけあってオシャレなテイスト、主人公が黒人だけあってソウルフルな音楽…と気軽に楽しめる良質な娯楽作品だった。魔女たちが次々花火のように打ち上がって爆発するの、『キングスメン』の威風堂々みたいでグッド🎇 pic.twitter.com/zjeT0SycD3
— 元店主@cafeopal (@mototenshu69) December 16, 2020
魔女がいっぱい
エッそれでいいのって感じの結末だった🐀
子どもたちポジティブすぎてかわいかったな— な (@na_tsuneko0817) December 15, 2020
『魔女がいっぱい』を鑑賞。
アン・ハサウェイが出てれば条件反射的に観るしかない!と思い観ましたが。子ども向けでもあり、もう少し重くしても良かったかな?と。ただ、あの結末と、アン・ハサウェイのあの魔女は本当に良かったです。#魔女がいっぱい#アン・ハサウェイ pic.twitter.com/8ChzZsAh9b— 鷹 (@blue7_silver7) December 16, 2020
映画の見どころとして、このような意見もありましたのでご紹介しますね。
・主人公の男の子が怖さを感じる演出がすごい!
おばあちゃんと食料品店で釘を購入する際に現れた魔女との対面シーン。
魔女の濁声に震えて硬直してしまった男の子が、おばあちゃんの声でとっさに横を振り向いたら既にいないという演出です。
窓にはチラっと姿が映っている事から錯覚ではない事が分かります。
・おばあちゃんも幼少期に魔女を見ていた!
おばあちゃんが子供の頃に見た魔女の初登場のシーン。
機関車の煙でぼかされた姿は、これまで噂でしかなかった魔女が実在する事の証明となりました。
さらにその後、魔女のお菓子で親友アリスが人間からニワトリに変身してしまう過程がリアルに描かれています。
・ネズミの視点
人間が見たネズミの姿ではなくネズミたちの視点で描くことで、巨大化したホテルや魔女たちに襲われる様子を体感できます。
木槌やハイヒールで潰されそうになるシーンはスリル満点!
ネズミ梯子を試したり、魔女たちもネズミに変えようと”ネズミニナール”をスープに混ぜようと奔走したり、かわいいネズミアクションが満載です。
ネズミにされてしまった男の子とブルーノ、そして男の子が一生懸命育ててきたネズミのデイジーの3匹が猛ダッシュで逃げ回るシーンは必見ですよ!
そんな中、映画を観た人からは結末についての声が特に多いようですね。
一体ラストはどんな展開なのか、ネタバレします!
魔女がいっぱい結末ラストは?
映画『#魔女がいっぱい』鑑賞 📽
ロアルド・ダールの同名小説が原作。魔女が子どもたちを○に変えてしまうお話。アン・ハサウェイの怪演(だけ)が見どころか 💦
ところでこれ、子ども向け映画のお約束を覆す驚きのラストなんですが、ダールの原作も同じ結末なんでしょうか?#日本怪奇幻想読者クラブ pic.twitter.com/osy7Frg2Z3— 姫川みかげ (@mikage_H) December 16, 2020
力を合わせて魔女に挑む、ネズミにされてしまった男の子とおばあちゃん。
となると、気になる結末はやはり「男の子はどうなったか」ですよね。
ラストで子ども達を集め「魔女は世界中にいるんだ。戦おう!」と語る男の子。
実はその姿はネズミのまま。
魔女との闘いに勝つのですが、勝っても男の子は人間の姿には戻れなかったんです。
男の子は人間に戻れなかったのに、悲観するわけではなく前向きに生きていく、というのが映画「魔女がいっぱい」のラストです。
この常識を覆すラストに、実際に映画を観た皆さんの感想がこちらです。
え?ねずみのままなの?普通戻さない?映画で最後こんなに驚いたの初めてかも!笑
とても怖いラストのはずなのに、そう感じさせないポジティブな主人公!人生で本当に大切なものは何か教えてくれる。
お世話をしてくれる優しい人がいれば、どんな生き物になっても幸せなんだね。わくわくして面白かった。でもねずみのままはイヤ…笑
どんな時でも前向きな考え方や態度、見習いたいなぁ。
本当に魔女はいるんじゃないかと思わせるリアルさがあります。映画をみた後はなんでもできそうな気分になってしまう!
人間に戻れなくても前を向いて進もうとする男の子と、変わらない愛情を注ぐおばあちゃん。
怖い魔女のお話と言うだけではなく、とても素敵な結末なんですね。
男の子はネズミになったことで寿命が短くなってしまったのですが、「おばあちゃんと同じくらい生きられるから」ととても前向きなんですよ。
たしかに見習いたくなってしまう気持ちではあります。
ただ、それまでの内容を全部忘れたという声もあるほど「ネズミのまま」という結末ラストはあまりにも衝撃的だと言う声がたくさん見られました。
こんなにも衝撃的な結末を迎える物語であれば、原作も有名になっていそうですよね。
原作も同じあらすじやラストなのでしょうか?
魔女がいっぱい映画原作やモデルは?
🍫『チャーリーとチョコレート工場』原作者
× 🧙♀️アン・ハサウェイ
× 🎬ロバート・ゼメキス監督\『#魔女がいっぱい』12月4日公開決定✨/
魔女たちは世界中に潜んでいる。あなたの隣にも。
アン演じる大魔女<グランド・ウィッチ>たちの”計画”とは…?続報をお楽しみに!! pic.twitter.com/j7GzjowsF5— ワーナー ブラザース ジャパン (@warnerjp) October 28, 2020
では、続いて原作について調べていきましょう。
「魔女がいっぱい」の原作は、ロアルド・ダールさん著書「ザ・ウィッチズ」です。
ホラーコメディ小説として、1973年に発表になっています。
50年近くたって二度目の映画化となるなんて、その内容が気になりませんか?
やはり当時も衝撃を与えた作品として取り上げられていたのでしょうか。
ロアルド・ダールさんは、他にも「チャーリーとチョコレート工場」や「マチルダは小さな大天才」など、子供も大人も楽しめるような映画になったお話の原作を書いている事で有名ですね。
「魔女がいっぱい」は、西洋の魔女狩りの話がモデルになっているようにも感じられるストーリーです。
魔女のお話なので”実在のモデル”というものは存在しないのでしょうが、たくさんの魔女が出てくるので色々なお話の魔女を想像して楽しむことも出来ますよね。
原作の児童書はとても人気で、今回の映画化についてツイッターでもファンの方が楽しみにしていたことが分かりますよ。
魔女がいっぱいは原作が大好きなので見たい!
魔女がいっぱいって、原作がロアルド・ダールですね。見に行かなくちゃ。
原作児童書知ってる人からしたら、あれかー!ってなるよね!魔女がいっぱい、好きで何回も読んでる。これは楽しみ過ぎる。
原作ファンとしては、是非見たいですよね。
児童書の事は知らなくても、「ロアルド・ダール原作というだけで見たい」というファンも多かったですね。
中には、映画の事を知って「公開までに原作を読もう!」と意気込んでる方もいたようですよ。
魔女がいっぱい原作と映画の違い
実は魔女がいっぱいは原作の方がさらに過激なんです。
原作での魔女の特徴は「黒目の色が変わる」「つばが青い」という2点が加わります。
さらに爪ですが、原作ではカギ状、映画では指を3本にして表現しています。
オリジナルの解釈を加えたようですね。
また、”ネズミニナールを豆のスープに混ぜて魔女たちをネズミに変え最後は大魔女との決戦”というのが映画の展開でしたが、原作では薬で魔女を一掃してしまいます。
ラストは映画よりももう少しあとまで話が続きます。
イギリスの魔女を倒した男の子とおばあちゃんたちは、世界に魔女がまだいる事を知り、ホテルの宿泊名簿を使って住所を突き止めようとします。
魔女のお城に忍び込みネズミニナールで退治しようと考えるんです。
しかもこの戦いは何年も続きます。
ちなみに原作でも「ネズミから人間の姿には戻れない」というラストは同じ。
つまり、ネズミの姿のまま魔女との戦いを続けるという事です。
原作ロアルド・ダールの「ザ・ウィッチズ」は児童書という事を考えるとますます驚きですね。
映画「魔女がいっぱい」では、映像化する事で新たな楽しみが広がりますし、映画ならではの魅力も加わりますよ!
まとめ
「魔女がいっぱい」のネズミ達いーなー。映画っぽく可愛くしてるのもいれば怪物みたいなのも出てくる。どちらもデザインが好き。#魔女がいっぱい pic.twitter.com/FhUc3FdFwr
— タナカ (@hhhllaa1) December 14, 2020
「魔女がいっぱい映画あらすじネタバレ感想と結末!原作やモデルは?」と題してまとめて来ました。
ロアルド・ダール著書の「ザ・ウィッチズ(魔女がいっぱい)」が原作モデルになっている映画でしたね。
子供たちをネズミに変えてしまおうと企む魔女に見つかった男の子が、元の姿に戻ろうと魔女たちと戦う。
そんなドキドキ・ワクワクするような物語です。
さらに結末ラストは映画も原作も「男の子は人間の姿に戻れなくても前向きに生きていく」というちょっと驚きの内容だと分かりました。
まだ映画を観ていない方は、このネタバレや感想以外にも映画ならではの魅力に期待してくださいね。
この面白さが映画でどのように表現されているのかが最大の見どころです。
原作を読んでいる人も読んでいない人も、劇場で「魔女がいっぱい」を楽しみませんか?
魔女がいっぱいの原作本の原書、「The Witches」がこちらです。