「イチケイのカラスドラマ最終回ネタバレあらすじ結末ラスト!」と題してまとめます!
ドラマ化で話題の「イチケイのカラス」ですが、最終回の展開が気になりますよね。
結末ラストで改めてわかる「裁判官の仕事」とは?
ドラマ最終回も怒涛のあらすじが予想されますよ!
最終回のあらすじ、そして結末のネタバレです。
イチケイのカラスドラマ最終回ネタバレあらすじ!
ドラマ【イチケイのカラス】公式Twitter
(@ichikeI_cx)開設されてます🎊(^^)#イチケイ #竹野内豊 #黒木華 pic.twitter.com/UsDPTJ3DCu— めじろんJr. (@dai20062006) December 1, 2020
話題のドラマ「イチケイのカラス」最終回での展開を考察します!
最終回で考えられるのはやはり、最後の裁判である都立高校の事件です。
イチケイの裁判官である入間(竹野内豊)に共感し、坂間(黒木華)の考え方にはある変化が?
結末ラストに出てくると予想される、裁判官の仕事についても順に紹介していこうと思います!
都立高校の事件
ある都立の高校で、生徒と教師がもみ合いになり、生徒がケガを負う事件から物語は始まります。
授業態度に問題のあった巣堂という生徒に対して、教師である更科が注意をしたことがきっかけでもみ合いになり、巣堂は指を骨折してしまいました。
その二人のもみ合いをスマホで撮影した別の生徒が動画をネットに拡散し、事件は瞬く間に世間に広がり、マスコミが学校に押し寄せる事態にまで発展してしまいます。
巣堂の両親は学校にクレームをいい続け、呼応するかのように世間のバッシングは増え続けていきます。
更科はケガをさせるつもりはなかったものの、世間からのバッシングによって精神的に追い詰められていきます。
ネットに動画を拡散させた生徒たちは、更科を辞めさせることができると面白がっているのに対し、巣堂は事態が大きく広がってきていることに恐怖心を感じるようになっていきました。
恐怖心が大きくなった巣堂は、自分が授業を妨害した事が発端であることを両親に打ち明けます。
ところが「教師というのは、どんな状況でも暴力を振るってはいけない。もうお前だけの問題じゃないんだ。」と両親に諭されます。
更科は世間のバッシングから嫌がらせをされる日々が続き、妻と娘は、妻の実家に避難せざるを得ない状況にまでなっていました。
巣堂の証言
そんな中、武蔵野地方裁判所にて裁判が始まります。
更科は、ケガを負わせたことに間違いはないがケガさせるつもりはなかったと証言しました。
次の裁判では被害者の巣堂に対して尋問をすることを提案し、初公判は終わりを迎えます。
尋問に向けて、巣堂の両親は、次回の裁判で教師の暴力を証言し、授業を妨害していたことは話さないように。と指示をしました。
しかし、巣堂の心の中では、嘘をつく事、嘘がばれたらどうしようという恐怖心が次第に広がっていきます。
第2回目の公判の日です。
被害者である巣堂が証言台に立ち、両親の指示のままに事件の事を話しました。
証言が終わろうとした時、巣堂の何か言いたそうな表情を坂間は見逃さず、思わず「何か言い残したことはないですか?」と尋ねます。
巣堂は坂間に促されるようにして、本当のことを語り始めます。
傍聴席にいた両親は大声で「やめなさい!」と声を上げて巣堂の発言を止めようとしますが、すぐに退出を命じられてしまいます。
両親も退出し、本心を話すことを決意した巣堂。
先生を怒らせて担任から外れてもらおうと思っていたこと、ケガをした時「これで先生を担任から降ろせた」と心の中で笑っていたこと…
そして動画も自分の知らないところで拡散されてしまった事を証言し、最後に「先生と僕を助けてください。」と涙を流して訴えました。
この巣堂の証言により法廷の空気は変わり、最後に出た判決は教師に罰金10万円のみとなり、裁判が終わりました。
裁判後、巣堂は更科に謝罪し、二人は和解することができました。
坂間の変化
都立高校の事件にある、須藤に対しての「何か言い残したことはないですか?」という坂間の一言がキーポイントとなっています。
まじめで堅物な坂間は、「裁判官に求められるのは判断であって、裁判のあとに被告人に一言声をかける説諭はしません。」という考えの持ち主です。
人間味にかけるというと大げさかもしれないですが、仕事に私情を挟まないという厳格な人間性がよくわかりますよね。
そんな坂間も、都立高校の事件では須藤のちょっとした表情の変化を見逃さず、温かみのある言葉を投げかけることで須藤の本当の思いを聞き出そうとしましたね。
すべてはイチケイにいる入間をはじめとした周りの影響が大きいものと思います。
ドラマ最終回では、この坂間の心境の変化がポイントとして描かれるのではないでしょうか。
イチケイのカラスドラマ最終回結末ラスト!
『イチケイのカラス』浅見理都
面白かった〜。一見すると地味なようでいて、読み進めていくとまるで良質な連続ドラマを見てるかのような気持ちに。人物の造形と配置がいい塩梅。タイトルをラストに差し込んでくるのもアツいですね。 pic.twitter.com/5oZOd0RYFf— 🍋ぴ✳︎ちょ✳︎む🍋 (@hnkt1995) September 6, 2018
坂間のまじめで堅物な考え方と、イチケイの裁判官である入間のマイペースで自由奔放な考え方。
極端なふたりがぶつかり、共感し、坂間の気持ちが次第に変化していくのがドラマ「イチケイのカラス」最終回の見どころになります。
数々の裁判を裁きながら、入間に翻弄され、次第に共感していく坂間の変化ですが、結末ラストが気になりますよね?
「イチケイのカラス」は最初と最後に同じシーンがあるのはご存じでしょうか?
イチケイで中学生の裁判所見学が行われ、生徒からの質疑応答に対して坂間が回答するというシーンです。
坂間の考える、裁判官の仕事に対する考え方がわかるシーンで、坂間の変化が言葉として現れる一番のポイントになっているので紹介したいと思います。
裁判官の仕事
坂間の考える、裁判官の仕事とは何なんでしょう。
ドラマ最終回では坂間の考え方の変化を表現していく事と思いますが、その最初と最後に描かれている重要なシーンを取り上げてみました。
「人の人生を左右する重要な判断をするというのは緊張感があります。裁判官の仕事は地味で、世の中にイノベーションを起こさないし、0 から 1 を生み出し人を感動させることもない。」
中学生からの「あなたにとって裁判官とは何ですか?」といった質問に対して、坂間の最初の答えです。
まじめで堅物の坂間の性格がにじみ出ていますよね。
最後、生徒からの質問に対し坂間はまったく同じ答えをした後に「ですが僕にとっては面白い仕事ですよ。」と付け加えるんです。
まじめで堅物だった坂間が、裁判官の仕事を面白いと言えるまでに成長したと考えられますよね。
ドラマでは坂間は黒木華さんなので「私にとって」となるのでしょうか。
最終回のラスト、一番注目していただきたいところです!
まとめ
一定数の法クラが既にお読みになっているところかと思いますが、刑事裁判がなぜ無辜を罰してはいけないことを原則としているのか、浅見理都『イチケイのカラス 4』75頁が平易かつ本質的に表現していると思った。 pic.twitter.com/1xHg9SPmNv
— とろろ (@lit_soc) July 1, 2019
「イチケイのカラスドラマ最終回ネタバレあらすじ結末ラスト!」と題してお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?
ラストの裁判になると思われる都立高校の事件のネタバレあらすじ、物語全体を通じて変化していく坂間の考え方は結末でどうなるのか?という観点で紹介させていただきました。
最終回ではきっと坂間の変化がみられて涙することでしょう!
「イチケイのカラス」、見逃せないドラマになる事間違いないですね。