「川っぺりムコリッタ映画ネタバレあらすじ結末!原作との違いラストどうなる?」と題してお届けします!
「川っぺりムコリッタ」が映画化されることになり盛り上がりを見せています。
原作は荻上直子さんの小説で、2019年に刊行されています。
もともと、「幸せな気持ちになる」と人気のある作品ですが、今回の映画化にあたってますますファンの期待が高まっています。
そこで、映画「川っぺりムコリッタ」のネタバレ、あらすじや結末を紹介していきますよ!
原作のファンの方も多くいらっしゃることと思いますので、原作との違いもあわせて見ていきましょう。
ラストがどうなるのか、原作をご存知の方も初めての方も必見ですよ!
目次
川っぺりムコリッタ映画ネタバレあらすじ結末!
荻上直子さんの『川っぺりムコリッタ』。
ささやかなシアワセだけを見つけて生きていきたいって、簡単そうだけどとてもとても難しいこと。『かもめ食堂』『めがね』の監督さんとしてしか知らなかったけど、あの世界観が確かに文章で感じられて良かったな。ごはんとイカの塩辛が食べたい。#読了 pic.twitter.com/FV4990M2da— さくら ひとみ📚 (@timmit46) March 14, 2020
「川っぺりムコリッタ」は、人との関わりをなるべく持たずに過ごしたいと願う山田たけしが、住人たちと関わっていくことで生活が変わっていくという話になっています。
訳ありな事情をもつ山田は1人北陸の工場で働き口を見つけ、紹介されたアパートでひっそりと暮らし始めます。
しかし馴れ馴れしい隣人の島田がある日生活に踏み込んできたことから、彼の静かな生活は終止符が打たれるのです。
「日常の小さな幸せに気づく」との声も多い「川っぺりのムコリッタ」、原作のあらすじから見ていきましょう!
山田と島田の交流
山田は父に捨てられ、高校を出ると母親にも追い出されてしまいます。
生きるためにバイトで詐欺を働いていた山田は、刑務所に収監されてしまいます。
30歳で刑期を終え出所しますが、出所直後の山田は生きる気力もないような状態です。
北陸のイカの塩辛を作っている工場で働くことになった山田は、川っぺりに建つ「ハイツムコリッタ」で暮らすことになりました。
お風呂上がりに冷たい牛乳を飲むのをささやかな楽しみにし、誰とも関わらず目立たず、一人で生きていく決意をするのです。
そんな山田の隣人となるのが、島田です。
島田は誰とも関わりたくないと願う山田の生活にずかずかと入り込んでいきます。
「風呂貸してくれない?」と言ったり山田を戸惑わせますが、空腹に耐えている山田に野菜を分けてあげるなど温かい一面もありました。
島田と山田は徐々に友情のようなものが芽生え始め、交流をしていきますが、ある日島田は山田の秘密を知ってしまったと告げるのです。
父の最期
ある時、市役所からの手紙で山田の疎遠になっていた父がひとりで亡くなっていたと知らされます。
葬式をする義理も感じない山田でしたが、島田の友人であり住職をしているガンちゃんに相談し、遺骨を引取りに行くことになりました。
山田は遺骨を捨てようとしますが島田に止められ、助言のもと遺骨を砕くことにします。
その後火葬を手伝ってくれた職員に連れられ、父親が最後に住んでいたという場所を訪ねます。
そのアパートのテーブルには飲みかけの牛乳が置いてありました。
それを見た山田は「やはり父親でした。」と笑います。
ハイツムコリッタに戻った山田は、美しい紫色の空の中ムコリッタの住人と父親の葬式を行うのでした。
川っぺりムコリッタ映画ネタバレあらすじ結末!原作との違いラストどうなる?
川っぺり ムコリッタ
一気に読んだ
想い出やらを連れて すーっと吹く
風 に触れた時のような読後感 pic.twitter.com/slNjGMud1V— okihcas☆onu (@sachiko_aurora) September 23, 2021
原作では山田と、島田をはじめとするハイツムコリッタの住人の交流が温かい気持ちになりますね。
1人で生きていくと決めた山田が住人たちとの交流によって小さな幸せを見つけるのです。
映画ではどのように描かれていくのかとても気になりますね。
では原作と映画の違いを見ていきましょう!
原作との違いは?
今回の映画化にあたって、原作者の荻上直子さんが監督を務めます。
その点から、全体の話の流れは大きな違いはなく原作に忠実になっていくと考えられます。
川っぺりのムコリッタ原作、読了
島田の過去はどんなだったんだろうーと思いを馳せる...
もう既にこんなに愛おしくてどうしよう🤷♀️— にこ☆ (@niconico_p1) October 10, 2020
原作では描かれていなかった、島田の過去なども映画「川っぺりムコリッタ」では描かれているのでしょうか。
原作にはハイツムコリッタの住人や山田が働く工場の従業員など多くの人物が登場しますが、映画では少しシンプルになる可能性はあるかもしれませんね。
山田と島田の交流をメインに描くことで、「日常の小さな幸せを感じる」という本作の特徴が更に活かされるかと思います。
また、原作のファンの方からは「映画のような本だ」「名作映画を1本見切ったような気分になる」などの声があがっています。
『川っぺりのムコリッタ/荻上直子』読了。人の心の温かさがさりげない感じで描かれていて心地良い。心が穏やかになるような、優しくなるような読後感。荻上さんが書かれたお話なので、きっといつか映画で観られる日が来るに違いないと期待。#読書
— 枇杷 (@biwa1122) September 3, 2019
「これはきっと映画になる」と予想的中された方までいましたね!
このことからも、基本的には原作の特徴を活かした流れになっていくと考えられるのではないでしょうか。
原作の結末では「美しい紫色の空」や「紫色の光を受けてキラキラと流されていく」など、視覚に訴える表現が見られます。
こういった場面は映画では非常に活かされてくることでしょう。
ハイツムコリッタの建つ川っぺりや、島田の持つ畑など、「川っぺりムコリッタ」には多くの自然が登場しますので、映画化にあたって注目したいポイントですね!
※映画の結末ネタバレはわかり次第追記致します!
まとめ
「川っぺりムコリッタ映画ネタバレあらすじ結末!原作との違いラストどうなる?」と題してお届けしましたがいかがでしたでしょうか。
原作を読んだ方からは「温かい気持ちになった」との声が多数あり、今から映画への期待が高まっています。
結末の美しい表現はまさに「日常の小さな幸せ」という特徴が大きく表れていますよね。
ファンの方にとっては原作と映画の違い、特にラストがどうなるのかは気になっている方も多いことでしょう。
映画「川っぺりムコリッタ」を鑑賞予定の方はたくさんいるかと思いますので、是非予習としてあらすじやネタバレも楽しんでくださいね!