クリスマスツリーを少しずつ街中で見かけるようになりましたね。
皆さんのご家庭でもクリスマスツリーの飾り付けは始まりましたか?
我が家では、クリスマスツリーのてっぺんで輝くトップスターの飾り付けをするときに誰がつけるのか、子どもたちの間で取り合いになります。
大人だけで手早く飾り付けをしてしまうのも良いですが、子どもが大きくなって手伝いができるようになると、一緒に飾り付けをするのも良いですよね。
そんなときにただ飾り付けを楽しむだけではなく、飾りの持つ意味を理解した上で飾るとクリスマスが一段と思い出深いものになりますよ。
飾りの中でもひときわ大きく輝くトップスターの持つ意味合いをご存知ですか?
ここでは、トップスターの持つ意味をその由来とともに紹介します。
また、飾りといえば欠かすことのできない玉の飾りについてもその名前や意味合いを一緒に紹介しますよ。
子供向けに説明する方法も合わせてご紹介しますので、今年はぜひ子どもたちに説明して飾り付けを楽しんでみてください。
目次
クリスマスツリーのトップスターを飾り付ける意味合いは?
飾りの中でも絶対に欠かすことのできないものといえば、トップスターですよね。
巷では色んな大きさや色、形をしたトップスターが売られています。
我が家では今年、電飾で点灯するタイプのトップスターに新調しました。
昨年までの光らないタイプのものもよかったですが、やっぱりトップスターもライトアップしていると気分が上がります。
さて、そんなトップスターについて皆さんは何故飾るのか?何か意味することでもあるのか?と疑問に思ったことはありませんか?
トップスターの名前は何?その由来は?
トップスターと言う名の通りクリスマスツリーのてっぺんで輝く星の飾り。
その由来となった星の名前はご存知ですか?
“ベツレヘムの星”と言う名のこの星には、キリスト教と深いつながりのある由来があるんですよ。
クリスマスといえば、イエス・キリストの誕生を祝う日として知られていますが、そのイエスの誕生を東方の三博士へ知らせたのが、このベツレヘムの星だと言われています。
そもそも、ベツレヘムというのは何かというと、パレスチナにある、イエスが誕生した土地だと言われる地域のことです。
東方の三博士というのは、占星術を使って未来を予言する当時の専門家3人のことです。
東方についてはいまだに具体的にどこから来たのか議論がなされています。
この東方の三博士をイエスがいるベツレヘムへと導いたとされるのが、夜空に一段と明るく輝く星でした。
一説によると、東方の三博士はイエスの元へたどり着くのに数週間〜数年かけてたどり着いたと言われています。
このことからも、ベツレヘムの星は博士たちがイエスの誕生に喜び、一目お会いしたいと願いながらその旅路を進むのを支えた、希望の星だったといえます。
トップスターの上手な付け方は?
トップスターを飾るのに手こずった経験はありませんか?
ツリーの一番てっぺんにある枝にたださすだけではすぐに傾いて落ちてきてしまいますよね。
上手に付けるためには、てっぺんの枝を折って少し枝を太くしてからトップスターをつけると良いですよ。
また、周りにある枝をトップスターの付け根の部分に巻きつけるようにしたり、電飾のコードがある場合はコードでぐるぐると巻きつけて固定してからその部分を周りの枝で隠すように調節すると、見た目にも良くしっかりトップスターを固定することができます。
どうしてもうまくいかないときは、トップスターを枝にさしてつけた根本を針金でぐるぐると巻いて固定をし、その部分に大きめのリボンを巻いてデコレーションするのもおすすめです。
クリスマスツリーの中でも一番目立つ大切なトップスター。
うまくつけられないときには、参考にしてみてくださいね。
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クリスマスツリーのトップスターを飾り付ける意味合いを子ども向けにわかりやすく説明
トップスターの名前や意味を知ると、子どもにもその話をして教えてあげたくなりますよね。
でも由来となった話は、宗教についての知識がないと、大人でも難しいのでそれを子どもに伝えるのは何だかうまく伝えられる自信がないですよね。
ここでは子ども向けにわかりやすく説明する方法をご紹介します。
トップスターが意味することとは?
トップスターは、東方の三博士がイエスの元へ訪ねることができるように目印になった星というのは先に説明しましたね。
でも、東方の三博士なんて子どもに言っても、何のことだかさっぱりで、何だか話がややこしくなってしまいそうですよね。
そこで以下のように説明するのはいかがでしょう?
ある日、イエス・キリストがこの世のどこかに生まれたことを知った3人のとても偉い人が、ぜひイエスの誕生をお祝いしに会いに行きたいと思いました。
だけど、どこに行けばイエスに会えるのかが分からず困っていました。
会いたいと強く願っていたところに、イエスの居場所を知らせるように夜空に一際輝く大きな星が現れました。
その星についていくと、3人は無事にイエスの元へたどり着くことができました。
クリスマスツリーに飾るトップスターはこの時3人をイエスの元へ導いた星を表しています。
3人の強い希望を叶えたことから、トップスターは”希望の星”としても知られています。
子どもの年齢や、ご家庭の宗教観によってクリスマスについてどこまで深く子どもに伝えるかは変わってくると思います。
ですが、子どもが“何でツリーに星を飾るの?”と聞かれたときに簡単にでも何か答えられるようにしておけば、子どもの興味を無視することなくむしろ、クリスマスについて子どもと一緒に調べる良いきっかけになるかもしれませんよ。
ツリー飾り玉の名前と意味は?
トップスターと並んでクリスマスツリーの飾りに欠かせないのが色とりどりの玉状の飾りですよね。
あの飾りにも名前があるのをご存知ですか?
英語では、”Christmas Bulb“(クリスマス・バルブ)や”Christmas Ball”(クリスマス・ボール)と呼ばれています。
また、クリスマスの本場と言われるドイツでは、球状を意味する“クーゲル”と言う呼ばれ方をしています。
クーゲルはもともと、生の林檎を飾って、アダムとイブの知恵の樹を表現していたところにその由来があります。
また、それぞれの色によって意味があって、赤は「キリストが流した血」、白は「純潔」、金や銀は「キリストの高貴さ」、そして緑は「永遠」を表しているんですよ。
クーゲル以外の飾りについての意味も知りたい方はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
まとめ
トップスターの持つ意味合いについて、その由来となったお話とともに紹介しました。
これまであまり気にすることがなかったクリスマスツリーの飾りの意味を知ると、今までとは少し違った目線を持ってクリスマスを楽しめそうですよね。
聞いたことのある話だったなという方や、すでに意味合いについてご存知だった方も、自分なりに子供向けに説明ができると、子どもと一緒にクリスマスについて理解を深めることができて良いですよ。
幼い頃から楽しみなイベントの1つであるクリスマス。
皆さんのご家庭でも準備はできていますか?
我が家は子どもに手伝ってもらいながらクリスマスツリーの飾り付けをしました。
トップスターを誰がつけるかで揉めたのも良い思い出です。
子供向けに飾りの意味を説明しながら飾ったので、私も子どももより一層クリスマスツリーに興味を持ったように感じます。
淡々とこなすのも時間がかからなくて良いですが、せっかく1年に一度しかない機会なのでじっくりその意味を感じながら飾り付けを楽しんでみてはいかがでしょうか?